日替わりコラム
チェンーソーの特別教育
 9月19日から20日にかけて、熊本市で行われた「林材業労災防止協会熊本県支部」主催の「チェーンソー特別教育」に、同じ練成部献労農事課に所属している松岡職員と参加してきました。なぜ、長崎から熊本まで出かけたかと言いますと、なるべく早くこの「特別教育」を受ける必要があったことと、日程調整上の理由からです。

 胸高直径が70センチ以上の木を切る時や、胸高直径が20センチ以上のかがり木(木が他の木に寄りかかっている状態を指します)を処理する場合にはこの「特別教育」を受けなければならないということが、厚生労働省が定める法令によって決まっています。

 総本山では現在私を含め、3人の講師・職員がこの講習を受けています。

 講習は2日間あり、それぞれ正味8時間ありましたから、かなりの長丁場です。1日目は学科教育、2日目は実技教育。今回の参加者は30名で、建設業に従事している人が多かったようですが、ボランティアの人達も数人おられました。

 学科教育では、伐木作業やチェーンソーに関する知識の他、震動障害やその予防に関すること、そして関係法令について幅広く学びます。この教育の目的は、受講生が安全にチェンーソーを使うことができることですので、何をすると危ないのか、どうすればよいのかを、様々な事例を取り上げながら、丁寧な説明が行われました。

 実技教育では山の中に入って木を切るのかと思っていたのですが、半分以上はチェーンソーの整備や掃除、そして、目立て(刃を研ぐこと)の研修が行われました。その後、チェーンソーの使い方、実際に木を切る実技が行われ、1人1人に対して、森林組合の方が丁寧にアドバイスをくれました。

 2日間の「特別教育」に参加しての感想は、安全に関する基本を身につけることが何よりも大切であること、そして、チェンーソーの手入れや整備をしっかりすることがしっかりできて初めて、チェーンソーを正しく使うことができる、ということです。当り前のことだとは思いますが、たった2日間の「特別教育」で、基本の大切さをしっかりと認識できたのは、私にとって、そして業務としてもとても大きな収穫だったと思います。

 総本山では主に冬に行いますが、檜や樫、そして楢の木を間伐しますので、今回学んだことを生かして取り組みたいと思います。貴重な機会を与えていただいたことに感謝いたします。

 写真は、松岡職員と持参したチェンーソー、整備の工具、ヘルメットです。
文・写真:阿部 哲也9月26日

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