日替わりコラム
「長崎くんち」
 先日、「長崎くんち」に行ってきました。「長崎くんち」は380有余年続く、諏訪神社の秋の例大祭です。諏訪神社には、諏訪大神、住吉大神、森崎大神の三神が祀られています。初日には三体の神輿が諏訪神社から御旅所(おたびしょ)へ渡御(とぎょ)し、最終日には神輿が御旅所を出発して諏訪神社に還御(かんぎょ)します。これを「おくだり」と「おのぼり」といいます。諏訪神社の正面にある73段の石段を、三体の神輿が駆け下りたり、駆け上ったりするところがたいへん勇壮です。

 諏訪神社では奉納踊りがあります。演し物を出す当番町のことを「踊町(おどりちょう)」といいます。踊町は77カ町あり、本来ならば11カ町が7年ごとに回ってきますが、380有余年の年を経て、現在は40カ町余りの町の演し物が、7年ごとに奉納されています。町にはそれぞれ、踊りや曳きもの担ぎものなどがあり、一番有名なのが「龍踊(じゃおどり)」です。その他にも「本踊」「獅子踊」「オランダ船」「鯱太鼓」「御朱印船」「宝船・七福神」「唐船」「曳壇尻」「南蛮船」…などなど、長崎らしい和洋中の演し物が多くあります。中でも一番人気は、「太鼓山(コッコデショ)」という演し物です。

 奉納踊りは、諏訪神社のご神前に向かって奉納するので、正面にある「長坂」という石段で見るのが一番感動します。しかもそこだけが無料です。昔は早いもの勝ちだったので、私も学生の頃、徹夜で場所取りをしたことがありました。今は、葉書での抽選になっているそうです。演し物は3日間、各戸をまわるので町中で間近に見ることが出来ます。最近は携帯のナビで、各町の居場所がわかります。今回は、上の画像にある6カ町の奉納がありました。船はおよそ3〜5トン、「くじらの潮吹」(下1枚目画像)でも2トンもあるそうです。くじらの背から10メートルくらいの潮も噴いていました。子くじらもとても可愛かったので、tocoちゃんと一緒に描きました。(下2枚目画像) 今回の演し物を見られるのは、また7年後です。
文・絵:前田 智子10月25日

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