日替わりコラム
「利他的精神実験」
 5月6日の『朝日新聞』の天声人語にこんな話が載っていました。

「渋滞学」(そんな学問があるのですね)の生みの親として知られる東京大学の西成活裕(にしなりかつひろ)教授が、車の変わりに人を使って実験をしたそうです。2人の人間が2つの道を歩いてどこかの地点で合流するのですが、合流する直前までお互いが見えない状況で、合流してすぐに車線変更をしようとすると、ぶつかりそうになったり、詰まったりして危ない。そこで合流地点から一定の距離を車線変更禁止とすると、その間、お互いを見合い、譲り合いながら車線を変えられるようになるのだそうです。その方がかえってスムースに行くのだとか。

 この実験は「利他的精神実験」と呼ばれていて、「西成教授が強調するのは、他のドライバーへの思いやり」(同紙)だそうです。みんながそういう気持で運転すれば、渋滞ももっと解消されて、排出される二酸化炭素の量も減っていくのでしょう。そして、車を買い換える時に車を選ぶ基準も、なるべく二酸化炭素を排出しないものという基準を多くの人が採用すれば、地球温暖化にも貢献できますね。

 話は変わりますが、最近、新聞をデジタルで購読するようになりました。以前から考えてはいましたが、使い勝手が分からず躊躇していたのです。が、とても便利で満足しています。どの地域で発刊された朝夕刊を読むことができ、PCでもiPadでも読めますし、欲しい記事はクリップできるし、テキストデータで保存することもできるし。。。とりわけ家にいるときにはiPadを使うことが多いのですが、やっぱり便利です。さらに最大2ヵ月分、無料でお試しができるので、使い勝手を試してみるのもいいかもしれません。
文:阿部 哲也5月16日

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