日替わりコラム
五感の感覚の無限性について−映像の進化から視覚について思うこと
 私の趣味の一つは映画鑑賞ですが、最近はブルーレイデイスクの映画をレンタルして、楽しんでいます。
 家庭で、テレビを見るだけでなく、録画して、録画した映像を楽しむようになったのは昭和50年からですが、方式はビデオテープによるものでした。その後、より高画質で録画できるDVD方式が開発され、平成8年から市場に登場しました。ビデオで録画された映像を凌駕する映像を視覚は一瞬にして認識しました。
 テレビの映像が地上アナログ放送から地上デジタル放送に完全移行したのは平成23年7月24日ですがハイビジョン方式での放送が普通となり、テレビで見る映像がアナログ方式とは比較にならないぐらいに鮮明となりました。この時も視覚は一瞬にして映像の違いを認識しました。また、そのハイビジョン映像を録画するブルーレイデイスクも普及し、私のような映画好きを楽しませてくれています。
 さらに現在はハイビジョンの4倍の画素数がある4K方式のテレビが登場し、今年ブラジルで開催されるサッカーワールドカップの鑑賞のためとして、売り込みを行っているようです。試験放送も6月2日から開始され、4Kテレビが普及すると、ハイビジョンの映像は「写りが悪いなー」と視覚はすぐに認識するでしょう。
 今後、10年もせずに、4Kのさらに上のスーパーハイビジョンが待っています。人間の視覚はどこまでより鮮明になっていく映像を登場の度に認識出来るでしょうか。おそらくどこまでもということになるのでしょうか。
 別の言い方をすると、技術で作り出す映像は、人間が視覚で捉えることの出来るレベルに追いつくのかということになります。
 ちなみに映像の鮮明さは走査線で決定します。ビデオの画質でもあるアナログは横640本×縦525本、ハイビジョンは横1,920本×縦1,080本、4Kは横3,840本×縦2,160本、さらにスーパーハイビジョンは8Kとも言われ横7,680本×縦4,320本あるということになります。
 長くて100年程度の人生の中で、五感の感覚を良い方向で顕し出していくことが大事だと、今日も好きな映画を見ながら観じています。
文:財津 光明6月14日

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