日替わりコラム
雅楽器の紹介〜龍笛
祭務部の神官・神舞姫は、祭典の中で神様に雅楽や舞などを奉納するため、日々練習を積み重ねています。今回はその雅楽器の一つである龍笛を紹介したいと思います。

龍笛はいわゆる横笛でその音から「龍の鳴き声」に例えられます。龍笛は指で押さえる穴が7つあり、同じ押さえ方でも高い音と低い音を吹くことが出来ます。高い音を「責(せめ)」、低い音を「和(ふくら)」と言い1オクターブの違いがあります。祭務部の新人さんはまずこの龍笛の練習から始めます。私もそうでしたが、初めの頃はなかなかこの音が思うように出ないのです。祭典の中では簡単に吹いているように見えても実は音を出すだけでも大変です。新人さんはまずこの壁にぶつかります。何度も何度も音出しの練習を重ね、普通に吹けるようになっていきます。それでも祭典では緊張感もあるのでなかなか自分の思うような演奏ができないこともあります。上手くできなかったときは落ち込みますが、それでも日々練習あるのみです。

私は龍笛を吹き始めてもう10年以上経ち音を出すのには苦労しなくなりましたが、今度は音の質にこだわるようになり未だに自分の納得がいく演奏がなかなか出来ていません。
この龍笛一つとっても本当に色んなことを勉強させて頂いているなぁと感じます。
文・写真:竹嶋 裕之7月3日

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