日替わりコラム
ホトトギス
 自然豊かな総本山には、色々な野鳥がいます。早春から鳴き始めたウグイスは、ずいぶんと歌が上手になりました。ウグイスよりも大きな声で鳴いているのが、ホトトギスです。朝昼といわず夜といわず、けたたましく鳴いています。

 ホトトギスは、ウグイスの巣に卵を産んで、ウグイスに雛を育ててもらうそうです。ホトトギスの雛は、ウグイスの雛をすべて巣から落としてしまい、ウグイスの雛になりすまします。ところが親ウグイスはよその子とは気づかず、自分より大きくなってもせっせと餌を運んで育てます。ウグイスにとっては迷惑な話ですが、これで自然界はバランスがとれているのでしょう。とても不思議な鳥です。

 色々な生物の姿やその生態を知ると、不思議なことやおもしろいことがいっぱいです。自然界は厳しいだけでなく、その秩序と調和の中に、ゆとりや遊び心があふれています。やはり神様はよほど大きな方で、厳格な法則だけでなく、愛が深く智恵が深く芸術性に優れ、無限のアイディアと遊び心をいっぱい持った方なのだと思いました。

文・絵:前田 智子7月5日

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