日替わりコラム
緩速濾過設備についてー水源を守るために
 今年度から本格運用しています緩速濾過設備は順調に稼働しています。源水は三箇所の小川から取っていますが、そのうち緩速濾過設備のある第4水源横の小川は猪が荒らしたため、運用を停止し、業者に依頼して護岸などの整備を行いました。
 整備したままの現状の状態ですといずれ猪が荒らすため、職員で柵を設けました。

 業者に依頼せず柵作りを始めたのは平成15年からです。総本山は小高い山の上(東雲台)に温故資料館が、さらにその先に龍宮住吉霊宮があるため、練成会などではそこまで舗装された山道を登山するのですが、谷側に転落の危険があるため、平成15年に柵を設けました。この時は範囲が広いため、基礎ブロック設置は業者に依頼しましたが、間伐材による柵作りは職員総出で行いました。設置後、10年以上経ちますがいまだ健在です。
その後、二箇所柵を設け、今回が四箇所目です。

 ご参考までに柵作りについてご紹介します。総本山では使用する木製品はすべて間伐材です。

1.コンクリート製の基礎ブロック(四角)、幅18cm×長さ45cmで10cmの丸穴が開いている製品を地中に埋設します。
2.縦杭を準備します。
 総本山では製材所に委託して、10cmの丸太を半割にし、防腐剤を塗布した木製品を準備していますので、これを縦杭として使用します。長さは2mほどです。
3.横板を準備します。
 この縦杭にねじ止めしていく幅10cm程度、長さ4mの横板の荒材を製材所に委託して準備します。厚みは2cm以上です。荒材にカンナを掛けて仕上げます。カンナを掛けた横板に防腐剤を塗布して準備完了です。
4.縦杭を立てます。
 縦杭を基礎ブロック丸穴に垂直に立て、小石を廻りに入れて、縦杭をハンマーでたたき、小石を押し固めて固定します。縦杭をコンクリート基礎ブロックに入れること、廻 りを小石で固めることで、木製品の土中での腐食防止になります。また、交換時には小石を取れば立て替えられます。
 縦杭は4mの横板に対して、4本立てます。スパン(間隔)が1.3mほどになります。
5.横板を取り付けます。
 4まで終了すれば、横板を必要に応じて何段か取り付けていけば良く、最後に縦杭を一番上の横板から10cm程の高さの所で切断すれば完成です。
余談ながら、残った端材はチップボイラーの燃料です。端材のまま、少しずつ、ボイラー燃焼室のチップ燃料に混ぜて燃やします。


添付した写真は水源、今回設けた柵(完成途中です)、使用する縦杭、小石及びコンクリート基礎ブロックです。
文・写真:財津 光明7月14日

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