日替わりコラム
バイオマスチップボイラーについて1
 平成年22年7月から本格稼働したバイオマスチップボイラーは順調に稼働しています。
チップボイラーは木質チップを燃料とするため、チップに含まれる水分−含水率によって不完全燃焼を起こすこともあり、運用が大きく左右されます。 チップボイラー製造メーカーはここを克服することが大きな課題です。
 総本山で導入したチップボイラーと同型の第1号機は菌床栽培により椎茸を製造している会社のために造られた機器でした。菌床栽培により発生する廃菌床の処分に困り、菌床栽培の暖房用ボイラーとして廃菌床を燃料とすることを可能としたチップボイラーです。
廃菌床は木質チップより含水率が高く、不完全燃焼させずに燃焼できるよう設計され、製造されています。
 よって、総本山で導入したチップボイラーは木質チップを燃料としているため、廃菌床より含水率が低く、問題なく稼働していますがやはり、時々トラブルはあります。
 主なチップボイラーの運用トラブルは木質チップの含水率により着火しにくいこと、固形燃料であることから、ボイラーへの搬送中に目詰まりを起こすことです。
チップボイラーで沸かしたお湯は、練成会開催中の給湯に使用するのが主なため、お風呂が沸かなかったらどうしようと、担当部署の責任者である私及び職員は冷や汗をかきながら、トラブルの度にメーカーとともに対応してきました。
メーカーは総本山導入後、2台設置し、まもなく総本山近くの温浴施設に第6号機を設置することが決定したと聞きました。総本山のチップボイラーは第3号機です。
木質チップについては納入業者が乾燥機を購入したとのことで、4月納品分からほとんど水分を感じない製品となり、着火が早く運用がさらに楽になりました。
木質チップで沸かしたお湯は肌触りが優しいと評判です。ぜひ総本山にお越しになり、お風呂を楽しんで下さい。
添付した写真はバイオマスチップボイラー、燃焼状態、チップサイロです。
文・写真:財津 光明8月4日

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