日替わりコラム
草の名前
今年は八月に入っても梅雨の様な気候が続いています。植物が良く成長する時期なので、神域の玉砂利の下からも至るところに草が生えてきます。そんなわけで神域清掃の中で時々草取りを行っています。いつも玉砂利の所に生えてくる草は上の写真の草が殆どで、抜いても抜いてもまたすぐに生えてきます。繁殖力の強い草だなぁと思っていました。

最近、草取りをしているときの事でした。フト、昭和天皇の「雑草という名前の草はない」というお言葉を思い出しました。昭和天皇は、植物学の研究にも大変貢献され、自然を大変愛されたそうで、一木一草にいたるまでその生命を大事に扱われたそうです。

今まで何気なく草取りをしていましたが、そのお言葉を思い出し、目の前にある草は何という名前の草か知りたいと思いました。早速、植物辞典で調べたところ、「コミカンソウ(小蜜柑草)」という名前の植物だと分かりました。トウダイグサ科、コミカンソウ属で一年草です。「コミカンソウ」という名前の由来は実が小さな蜜柑に似ているからということで、確かに葉っぱの裏に沢山の蜜柑のような実がついています。こうして観察してみると何気ない路傍の草にも親近感が湧いてきます。

自然を愛するにはまず自然を知ることからだと思いました。
文・写真:竹嶋 裕之8月13日

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