日替わりコラム
神・自然・人間の大調和を祈る
 3月11日、東日本大震災から早いもので丸4年が経ちます。早朝、顕斎殿では「神・自然・人間の大調和を祈る御祭り」が執り行われます。大神等の「ムスビ」の御神徳がますます顕現し、自然と人間が対立することなく結ばれ、すべてが大調和せる地上天国世界が実現するように祈りを献げます。
 
 大震災は観世音菩薩様の生かそう生かそうとする愛の働きであり、人間の欲望を中心とした生き方が間違っていることを私たち人類に教えてくれています。この観世音菩薩様の教えを謙虚に受け止め、欲望を満たすためなら他を犠牲にしても構わないという自己中心的な生き方から、すべては結ばれていて、相敬い、相和する、与え合い、生かし合う生き方に転換する、決意を新たにする尊い日にしたいと思います。
 
 この4年間、生長の家総本山では亡くなられた方々のご冥福を祈り、事ある毎に復興の祈りを献げてまいりました。この大震災によって犠牲になられた方々は尊い観世音菩薩様であり、人類が今こそ自然と人間が大調和せる新文明構築に向け動き出す機縁にしなければなりません。しかし、地球環境が悲鳴をあげている現実を知りながらも、どこまでも尽きる事のない欲望を優先させた生活が行われています。欲望も生きるためには必要ですが、欲望を制御する生き方が肝要であり、私たちは日時計主義の生活を教えられております。

 東日本大震災にて犠牲になられた皆様に心を寄せて、自分の生活をまず顧みないといけません。今ある恵みに感謝し、ムスビのお働きを身近に生かす生き方を日常の生活でも実践したいと思います。神・自然・人間が大調和した美しき世界を顕現すべく日々祈りを献げてまいります。

 神さまと 自然と人が 結ばれて

 
文・写真:日向 光春3月11日

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