日替わりコラム
護られている−還暦になって
 私も、早いもので還暦になってしまいました。
先月、2月8日に、突然左目の前方に黒い影があり、目を動かすたびに飛ぶように黒い影が動き回るので、翌日賜暇をいただき、眼科に駆けつけました。目のことでずいぶん心配していたのですが、診断結果は「飛蚊症(ひぶんしよう)」でした。高齢になるとよくなる病気だそうで、特に治療法がないとのことで、今は目の前に飛び回る黒い影を出来るだけ意識しないように生活しています。眼科からは気をつけないと網膜剥離になることもあるので、定期的に通ってくださいと言われました。
 おそらく誰でもそうでしょうが、還暦を迎えてみると、内心はそんな年でもないのになあという思いがあります。しかし、やはり肉体は老化していることが飛蚊症になって実感しました。
 先日は、外で斜面での作業中、何かにつまずいて斜面を転がりました。その斜面が階段状になった斜面で、見ていた職員は、何段か転がるのではないかと思うほど、勢いがあったらしいのですが、一段目で止まることが出来ました。犠牲になったのは掛けていた眼鏡で、私自身は止まる寸前に立っていた木におでこをぶつけ、軽い怪我をしたくらいでした。どこもぶつけたり、打ったりしませんでした。
 落ち着いて、心で思ったことは「護られている」ということでした。転がっている途中には小さな側溝もあり、そこにはまることなく転げたようです。
 造化の三神、住吉大神の元で日々業務を行い、生活をさせていただくことのありがたさを実感いたしました。
生長の家では「肉体はない」と教えられています。生き通しであると説かれています。肉体上のことにあまり囚われず、しかし、寄る年には勝てないことを多少実感して生活していきたいと思います。
文・写真:財津 光明3月24日

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