日替わりコラム
六月灯について
 七月になりました。まだまだ晴天でも暑いと感じません。現在、龍宮住吉本宮練成会開催中です。今の時間はもう夜です。お風呂管理で事務所待機していますが、虫の音が遠くから気持ちよく聞こえています。
 六月灯とは、鹿児島県の各所の神社・寺院及び宮崎県の一部の神社で7月に行われる夏祭りで、地元の人は「ロッガッドー」と呼ぶそうです。
鹿児島藩主島津光久(1616〜1695)が上山寺新照院の観音堂を造立して参詣した際、旧暦の6月18日に沿道に灯籠を提げさせたのが起源との事です。
 現在の六月灯は、照國神社が最大級で、その他の神社・寺院も趣向を凝らして行われていることが分かりました。
私はWOWWOWで放送された「六月燈の三姉妹」という映画でこの祭りのことを知りました。この映画は鹿児島県が全面的にバックアップして制作された映画のようで、鹿児島県で先行上映され、その後地味に全国で上映されたようです。
この映画を見たいと思ったもう一つの理由は、監督が佐々部清だったことです。最近の日本映画は、画面が暗い、画質が荒い、何と言っているか分からない映画が多いのですが、そうではない、本来の正統派の演出法で監督する何名かの映画監督の一人です。これまでも、多くの秀作を撮っています。
 映画は鹿児島市内の寂れた商店街の三姉妹のいる和菓子店の家族を中心に、商店街の皆さんが六月灯の準備をしている様子を背景に展開されます。
鹿児島弁が沢山出てきますが、その中でも、いらっしゃいませを鹿児島弁では「おじゃったもんせ」というのが印象的でした。詳しくは触れませんが、心温まる映画です。DVDがレンタル出来るようですので、興味のある方はご覧下さい。
私にとって一番の驚きは、実は鹿児島県に六月灯というお祭りがあることでした。豪快なイメージの鹿児島ですが、六月灯はいろいろな灯籠をずらりと灯させた、夜目にさぞかし美しい風景のお祭りであろうと、推察いたしました。
長崎からそんなに遠くありませんので、近いうちにぜひ行ってみたくなりました。

 全国的に有名なお祭りはねぶた祭などがありますが、知らないだけで日本全国各所で四季折々に美しいお祭りが行われている事と思います。いつか、時間とお金があったら、1年を通して全国のお祭りを追っかける旅をしたいと映画を見ながら思わせていただきました。

※1.六月灯についてはウェブ上から引用させていただきました。
2.薩摩藩は通称、正式には鹿児島藩とのことです(ウイキぺデ
    ィアより)。
3.添付写真は祭りのイメージ写真です。六月灯とは直接関係
    ありません。
文・写真:財津 光明7月4日

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