日替わりコラム
匠の技
 ただいま、温故資料館横、藤棚の家の茅葺き屋根葺き替え工事中です。前回は平成11年に実施しましたので、16年ぶりの改修工事です。ちょっと早いように思われるでしょうが、藤棚の家は風が吹き付ける高台にあるため、劣化が早いようです。ほっておくと、屋根が崩れてしまうような状況となっていました。
 今回の茅葺き工事の棟梁は私の郷里の大分県日田市の方です。重要文化財の修復工事などもされており、九州では屈指の匠と伺いました。総本山近くでは佐賀県にも職人がいるようです。
 茅葺きと総称されていますが、使用する材料は萱(かや)と葦(よし)になります。調べてみると、萱はすすきであり、葦は温帯から熱帯にかけての湿地帯に分布する背の高いイネ科の草の一種とありました。藤棚の家は葦で葺かれています。
 現在工事は屋根の下地木部補修工事が終了し、竹組みの工程が終了しました。竹は全て取り換えたとの事でした。写真を添付しました。
 そうして、いよいよ9月21日から、葦葺きが始まりました。添付した写真は職人さんたちにより、軒付から葦を葺き始めた処です。写真に写っている葦束を千束以上使用するそうです。
 9月20日まで開催された団体参拝練成会では、練成参加の皆様が、滅多に見られない工事中の藤棚の家を興味深げに見ていました。
秋季大祭前に終了しますので、化粧直しをした藤棚の家をご覧にお越しください。
文・写真:財津 光明9月24日

制作・著作 宗教法人「生長の家」総本山
〒851-3394 長崎県西海市西彼町喰場郷1567
TEL 0959-27-1155 FAX 0959-27-1151