日替わりコラム
森林皆伐
 最近、ノルウエーが生態系保護のため、政府決定で「森林皆伐」を禁止したとのニュースを目にしました。世界で初めてと書かれていました。皆伐とは植栽した樹木を、全て伐採してしまうことで、伐採したまま放置すれば、裸山が残るだけで、洪水などの原因となります。ノルウエーはアマゾン側流域の森林保護のため、ブラジル政府に財源を供与したとも書かれていました。
 日本では、森林事業では儲けが出ないため、親などから引き継いだ人工林(檜、杉など)を皆伐して、販売収益を得て、その後、植林されずに放置されている山林が増えているようです。テレビで放送されていました。今後、日本中にこのような山林が増えれば、将来、災害の大きな要因になると思います。
総本山の人工林は、植栽されて50年以上になりますが、10数箇所のブロックに分けて、これまで、1年間に数ブロックずつ、適正に間伐してきました。適正に間伐している山林は山の中が見通せ、光が射しています。また、間伐した丸太運び出しのため、山林道も作られるため、散策も出来ます。山林道には猪さんの足跡をよく見かけますので、歩きやすくなって、喜んでいるのかもと思っています。
将来的には、末口1m以上の檜が1ブロックに数10本残るような山林になればとおもっています。私も係われるのが数年ですので、後の担当者が適正に維持管理してくれることと思います。
 日本でも、ノルウエーのように国が率先して環境保護に乗り出してもらいたものです。
文・写真:財津 光明6月14日

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