日替わりコラム
「間」に生命が顕れる
 9月になりました。残暑厳しいですが、少しずつ秋の気配が感じられます。この暑さを楽しんでるように、奥津城周辺には「サルスベリ」が美しく咲いています。ピンクの色がとても柔らかく、美しく、訪れる方々の心を和ませてくれます。

 この美について、谷口雅春先生は「生命の実相」8巻の69ページに、「間」に生命が顕れると題して次のようにお説き下さっています。

 なにによらず本当の美は「個」それ自体にあるよりもいっそう多く個と個とを結び合わす「間」にあるのである。一個の音韻はそれほど美しいとは言えないが、それが他の音韻と結び合うとき、一個の音韻それ自身がもたない美が音韻と音韻との「間」にでき上がるのである。色彩でもそのとおりである。二つ以上の色彩が結び合うとき、一個の色彩ではもたない美しさが、色彩と色彩との間にでき上がるのである。音楽も「間」にあり、美術も「間」にあり、人間の生活も「間」にある。「人間」とは誰が言い始めたのか知らないが、人間の生活は一個人にあるのではない。個と個と結び合った「間」に人間の生活があるのである。

 人と人との「間」を、敵として観るのではなく、結びの働きを顕して、神の子の兄弟として愛を顕し、潤いのある美しき生活をすごして行きたいと思います。

 結び合い サザンカの咲く 奥津城で

 
文・写真:日向 光春9月1日

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