日替わりコラム
ただそのままに
 如月になりました。なぜ2月が如月なのかは諸説があります。旧暦2月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」とか、草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」や、陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」などです。
 確かに寒い日が続いてはおりますが、梅の蕾もふくらみ始めており、春の陽気が近づいて来ていることを感じます。自然の中で生活をしていると、自然は常に移り変わっていて、それぞれに美しいです。季節の移り変わりに、陽気が変わるのも感じられて来ます。

道元禅師のお歌
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり

 自然はあるがまま、素直であり、それぞれがそれぞれに美しく、神様の美を力一杯に阜サしてくれています。ほめられようともせず、ただそのままが美しく、光輝いています。そこに神様のメッセージを感じます。
 私は最近、総本山の御祭りで、篳篥(ヒチリキ)を演奏しています。今現在は神官のお仕事から離れ、練成会の運営をしておりますが、昔取った杵柄で、恩返しのつもりで真心込めて演奏をしています。神舞姫(みこ)さん達が練習を積まれ、とても素晴らしい演奏をされており、とても関心します。雅楽の演奏も、それぞれの楽器がそれぞれに美しい音色を奏で、お互いに調和した時、素晴らしい演奏になります。神様のお役にたち、とても幸せです。今月も神様に心を振り向けて明るく元気に邁進です。

 ヒチリキを 誠を献げ 神仕え

文・写真:日向 光春2月1日

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